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●page-1 【まえがき】 功夫茶器・茶藝について

page-2 kupu2セレクト中国茶紹介 こんなスタイルも 【あとがき】
■■台北日記 >>【mimiland

写真,文 : 店主ミミ
今回の台湾買付け兼異文化観察で習得したことを偉そうに語っちゃいましょう!

まずは、ちょっとよそ行きの「茶藝」から、おうちで気軽に楽しむスタイルまで、台湾で撮ってきた写真で、癒しの中国茶の楽しみ方をイージーレクチャー!

■功夫茶器■
 中国茶の淹れ方には、日本の茶道のような特別な作法はないけれど、より香りを引き立たせ、お茶を美味しく戴くために用いられるのが、「功夫茶器(クンフウチャキ)」という専用の茶道具。これを用いる中国式点茶法「茶藝(チャゲイ)」は、福建省や広東省などの茶処で発達して、台湾で完成されたらしい。
[写真左]一般的に良く使われている茶壺(チャフウ) [写真中央]功夫茶器一式 [写真右]茶器を温めるなど、お湯をふんだんに使う茶藝に欠かせないのがこの茶盤(チャバン)。高級な竹製タイプや、木製、陶器製などのお手軽な物まで色々。写真は実用的でお湯もたっぷり入る木+ステンレスのタイプ。

 功夫茶器
は、まるでおままごとの様に小さくてかわいらしい!小さい茶壺(チャフウ)に何度も何度もお湯を足してお茶を淹れ、その度に香りと味を楽しみます。決して堅苦しいものではないのだけど、どちらかと言うと家族や友人とのティーパーティーといった感じのよそ行きのスタイル。現代日本人のちょっと合理的な頭だと気が遠くなっちゃうかもしれないけれど(と言うか少なくとも私はそのプチ度に驚いた!)、魔法のように香りと味がひき立つからなるほど納得なの!
 台湾の人はみんな美味しいお茶を知っていて、高くても良いお茶を好んで買うらしい。台北には、夜遅くまでopenしている中国茶を楽める素敵なカフェが沢山あって、スタイルこそ店それぞれなのだけど、沢山ある中国茶の個々の特性を生かした飲み方で出してくれるの!

★ポイントは茶器を温めることをマメにし、香りと味を引き出すこと!
台湾のかわいい女の子が実際に淹れている写真で説明しましょう。
茶壷(急須)と茶杯(湯飲み)にお湯を入れあらかじめ温める。これにより、本来のお茶の香りと味がひき出る。茶葉は茶壷の底が隠れる程度か小山盛が目安。お湯はできるだけ高いところから茶葉に直接かける。こうすることにより茶葉が開いて香りが出やすくなる。お茶を抽出している間に茶海(ピッチャー)にもお湯を注ぎ温めておく。
※中国茶はアク取りと消毒を兼ねて一煎目を捨てること(洗茶)をよく行うのだけど、台湾産の良質な半発酵茶にはその必要なし。
茶壷にお湯を注いだ後お茶を抽出中に、急須内と外部の温度差を少なく保たせるため外部からお湯をかける。茶海のお湯を聞香杯と茶杯に注いでこれらも温めておく。お茶の種類に応じ最適な時間(1〜2分)蒸らしてから、お茶の味と香りを均等にするため、茶壺の中のお茶を茶海に移す。
※味と香りを逃さないため、お茶は低い位置から注ぐ。(これと対照的にお湯は茶葉の香りを出すため高い位置から!)
茶海から縦長の聞香杯(香りを楽しむための杯)にお茶を注ぎ、次に茶杯に移す。聞香杯に残った香りは、お茶を移して30秒から1分程の間に徐々に冷めると変化する香りを楽しみながら、茶杯のお茶を味わう。
※2・3回目以降は湯を入れてから注ぐまでの時間をやや長くしていく。

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