現在、当店のシルクドレスの生地の素材は、横糸がsilk 100%、縦糸がviscose 100%で織っています。
特に色生地の場合、素材を縦横に混ぜる事で、色に奥行きが出来ます。試行錯誤した結果、現時点では、当店のドレスには、この糸の組み合わせが一番良いと考えています。
生地について、独自に試行錯誤していく過程で、ベトナムでよく見かける「silk 100%」の表記について疑問を持ちました。
ベトナムでは、市販のシルク生地や、観光客なら一度は訪れるベトナム高級有名ブランドの服で、頻繁に「silk 100%」のケアタグ表記を見かけます。そこで、一番よく見かけるシルク生地を、専門の検査機関に出して調べてみました。驚く事に、検査結果は予想以上にかなり低いシルクの配合率でした。silk
50%の当店の生地の、半分よりももっと低いです。
理由ははっきりしませんが、ベトナムでは、viscose(rayon)のことを、どうやら「シルク」と呼んでしまう為なのかもしれません。実際に、生地専門店でさえ、生地の厳密な材質の関心が薄い事が多いです。ですので、悪意があるわけではないと思います。
viscose(rayon)は、シルクに似た肌触りの良い柔かい材質ですが、シルクと言うとすれば、「合成シルク(人工シルク)」になるかと思います。
viscoseは、日本では「レーヨン」と表記される事が多く、セルロースの一種です。国際的な基準ではviscoseと表記します。 |